読書

ブック・オブ・ザ・イヤー2014

[`evernote` not found]

菅野真一2014年に読んだ50冊の中から厳選したおすすめの本ベスト3
菅野真一が2014年に読んだ約50冊の中から厳選したおすすめの本ベスト3です。
1位/コーチングの神様が教える「できる人」の法則 マーシャル ゴールドスミス 日本経済新聞出版社
2位/嫌われる勇気  岸見一郎,古賀史健 ダイヤモンド社
3位/LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。 本田直之 ダイヤモンド社

1位/コーチングの神様が教える「できる人」の法則

先月、このブログにも書きましたが、
「どっちが大切?取るに足らない小さな事に勝つvs相手との良い関係を継続させる」
この本に書いてある「相手との関係はどうありたいのか」を常に念頭に置き、
そのためにつまらない勝ち負けにこだわらず取るべき行動をするという事が、
今年一番の気づきでした。


このことを意識するようになってから
仕事上ではそれほど多くありませんでしたが、
プライベートでは「またやってしまった」と反省する事がどんなに多かった事か・・・
頭では解っていても42年間生きてきて
こびり付いてしまった感情のクセは簡単に抜けるものではありません。
感情をコントロールするまではいかなくても
物事を一回飲み込んで消化できれば生活の質が上がると思いますので
懲りずに気長に実践していこうと思います。

コーチングの神様が教える「できる人」の法則

2位/嫌われる勇気

アドラー心理学の本です。
「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」という本も読みましたが、
この「嫌われる勇気」のほうが衝撃的でした。
年配の哲学者と若者の1対1の会話で構成されており、
文章自体は平易です。
しかし
トラウマなど無いという考えや
赤面症なども自分も心がつくり出している症状だということなど
著者が言わんとする事が今までの人々の常識を覆すような考え方なので、
なかなか飲み込めませんでした。
逆にそのぶん読んでいるときの感情が動きまくったという意味では
読み応えのある本でした。
今の時点ではアドラーの考えに全ては賛成できませんが、
一つの考え方として心においておきたいと思います。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

3位/LESS IS MORE

LESS IS MOREとはモノは少ないほど良いという意味です。
本田直之さんの著書は何冊か読んでおり、
ノウハウ本を書く人という認識でしたが、
この本は豊かさとは何か?幸福とは何か?という
これからの私達の生き方や持つべき価値観を示唆してくれています。
物質的なものを充実させるより周囲の人との良い関係づくりや
旅や趣味などの人生経験、
自分の人生を自分でコントロールできるかどうか
などが大切だと言っており、
そういう生き方ができればいいな思いました。
今の日本ですんなりこのような生活にシフトするのは難しいと思いますが、
見た目は質素でもモノやお金に振り回されるのではなく、
精神的・体験的なものを大切にする暮らしこそ、
本当の意味での「豊か」な生活なのだと思いました。

LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。

[`evernote` not found]

この記事が少しでもお役にたちましたら、はてなブックマークやツイッター等で共有していただけると、たいへん励みになります。
2014-12-20 | Posted in 読書No Comments » 

【美容室の「できるスタッフ」を育成する講座】 できる美容室スタッフ講座