マーケティング

頼まれごとの無用なトラブルを防ぐたった一つの簡単な方法

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困る前に何を選んだら良いかの判断基準をしっかり確認しておく

あなたは何か買って帰りますか?

あなたは奥さんに「本屋に行くなら、ついでに◯◯のファッション誌を買ってきて」と言われました。
しかし、目当ての雑誌は売り切れています。
あなたはどうしますか?
選択肢は5つ
1、何も買わずに帰る
2、同価格の雑誌を買う
3、同出版社の雑誌を買う
4、特集されていた記事が載っている別の雑誌を買う
5、奥さんの好きそうな雑誌を適当に買う
正解はどれでしょう?

何を選んだら良いかの判断基準

その指定したファッション誌でなければならない場合は、1
その値段で変える雑誌が欲しかったのなら、2
その出版社が好きなら、3
特集の記事が読みたかったなら、4
ただ、暇つぶしが出来ればよかったのなら、5
がそれぞれ正解です。
正解は奥さんが「何のためにその雑誌が欲しかったのか」によるのです。
頼まれた立場だったら、その点をきちんと確認しておけば、
「何のため」が、何を選んだら良いかの判断の基準になります。
無用なトラブルを未然に防ぐことが出来るのです。

一方頼む方も、
ただやることだけを言ったのでは、目的が達成される可能性は低くなります。
「何のために」そうするのかも明確に伝える必要があります。
日常生活での出来事ならオオゴトにならずに済むかもしれませんが、
仕事の場合はそうは行きません。
「何のため」なのかをお互いにしっかり確認しましょう。
そうすることで相手の期待通り、
もしくはそれを上回る仕事をすることが出来ます。
「それは何のためですか?」とストレートに聞きにくい場合は、
「コレの目的は◯◯のためということでよろしいでしょうか?」
と聞けば、合っている場合は「そうそう」、
この人はちゃんと解っているなとなりますし、
違っていても「いいえ、□□□□が一番の目的です」と相手から聞き出すことが出来ます。
この方法、ちょっと頭の片隅にでも入れておくと良いと思います。

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2011-06-25 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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