美容室経営
そのお客様は何を求めて美容室に来ているのか?
先日、その地域では一番お客さんが入っている美容室の
マネージャーさんと話す機会がありました。
顧客データを細かくとっているのですが、
ここ最近はお客様の来店周期が約3ヶ月半だと聞きました。
他の美容室もそれほど変わらないと思います。
また、取引先の美容ディーラーさんとも話しましたが、
今の時代は厳しいと言っていました。
美容室にお客さんが来なければ、
材料の使用量も減るので、
注文の間隔も長くなるという事です。
日本は今、人口が減ってきています。
ある調べ物をしていて知ったのですが、
美容室数はこの10年で10%も増えているのです。
この状況では経営が厳しくなっていくのも当然です。
では、どうすれば良いのでしょう?
この人はなぜパーマをかけたいのだろう?
もっとお客様のほうを向いて、
お客様は「何を求めて美容室に来ているのか?」と
よく考えて仕事に取り組むべきだと私は思います。
みんなキレイになりたくて美容室に来るのは当然です。
しかし、もう1歩踏み込んで「この人はなぜパーマをかけたいのだろう?」と
考えてみてください。
パーマをかけたくてパーマをかけるわけではありません。
ある人は時間をかけずにスタイリングをしたいという希望を持っているかもしれません。
ある人は意中の異性の気を引きたいのかもしれません。
またある人は何かの試験が終わって開放的な気分に浸りたいのかもしれません。
そして、何かのオーデションに受かりたいという人もいても不思議ではありません。
その想い(理由)を共有しよう
パーマをかけるというだけでも、
一人ひとりに様々な想いがあるのです。
その思いを知らずにパーマをかけたら、
見た目は良いスタイルにはなるかもしれませんが、
その人が本当に満足してくれるかどうかは疑問です。
その想い(理由)を共有し、持てる技術と知恵を100%出しきってして初めて、
その人の求める最良のものを提供できるのだと思います。
もしかしたら、パーマは掛けないほうが良いかもしれません、
もしかしたら、薬液のチョイスが違っていたかもしれません。
もしかしたら、他の専門店を紹介したほうが良いかもしれません。
そういう根本の部分を見ずに、
◯◯と△△がセットで、通常××円のところを□□円に割引。
とやっていてはお客様の心は掴めません。
料金を安くするだけなら誰にでもできますが、・・・
・・・ブログではここまでとなります。
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