マーケティング

売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし

「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」

「ワンクリック募金」という言葉をよく聞く
ようになりましたが、ご存知ですか?
「ワンクリック募金」とはその名の通り、
1回のクリックで募金(1円)が出来るシステムです。
特長は実際に自分ではお金を出さなくても、
スポンサー企業が代わりに募金してくれる点です。
ほとんどの場合は1日1回の制限がありますが、
これだったら毎日クリックしても良いですね。

株式会社ディ・エフ・エフの
「クリックで救える命がある」
は様々な企業の「ワンクリック募金」のポータル的なサイトです。
登録しておくと自分の貢献度(今までいくら募金したか、何食分かなど)が
わかるようになっていて、続ける励みになります。

パソコンからだけでなく携帯からも出来ますし、
アンケートに答えたりや友達を紹介する事で
募金する事も出来ます。

なぜ企業はこのような活動に取り組むのでしょうか?

「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」
商売が上手いと言われている近江(滋賀県出身)商人の商訓です。
近江商人の流れを汲むとされる主な企業
高島屋。大丸。西武グループ。西武百貨店。伊藤忠商事。丸紅。
トーメン。ニチメン。ヤンマー。日清紡。東洋紡。東レ。
日本生命。ワコール。西川産業 etc・・・

自分だけ儲かれば良いと考えていたら、結局はたち行かなくなってしまう。
「どうせ買うなら、あの店から買おう」と思われるようになる事が、
商売が上手くいくコツなのかも知れません。

このような社会的な貢献は
「モノ」「サービス」「技術」で他社と差別化するよりも、
比較的容易で、消費者にも分かりやすい活動です。

ただし、大変な事は続きません。
負担の少ない所から、何か始めてみませんか?

2010-04-03 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

お金で買える幸せ?

今日はとっておきのお店を紹介します。
鹿沼市にある「アカリチョコレート」です。
店名の通りチョコレート専門店です。
私はこのお店の大ファンです。
大谷石の外観や、店内のログハウスの様な内装は雰囲気があります。
特にチョコレート好きと言う訳ではありませんが、
このお店のチョコレートは他とは違うというコトは
一口食べてハッキリわかりました。

まだ2、3種類のチョコレートしか食べていませんが、
私が虜になったのは「オランジェット」です。
砂糖漬けのオレンジの皮をチョコレートでコーティングしたものですが、
ちょっと話を聞いたところ、
手作業で1本1本コーティングしていくのだそうです。
それも1回だけでなく、1回乾燥させて、
違う種類のチョコレートでもう1回するそうです。
こだわりがありますし、とにかく手間ひま掛かっていますね。
それだけに
まぁとにかく、おいしいんです。
是非一度食べてみて下さい。

せっかくなのでもう1つ紹介します。
「アマンドショコラ」です。
こちらはシンプルなアーモンドチョコレートですが、
シンプルなだけにそのお店のレベルがわかってしまいますね。
キャラメリゼされたアーモンドが砕かれて、
これでもかと言うくらいぎっしり入っています。
そのアーモンドの香ばしいこと。
こちらも、思わず顔がほころんでしまうおいしさです。

また、このアカリチョコレートはフェアトレードのカカオを使っているとの事です。
そういう事を聞くとますますファンになってしまいます。

アカリチョコレート  HP
アカリチョコレート ブログ

2010-03-12 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

下手な広告より効果があるかも

昨日はだいぶ暖かくなりました。
車での移動中は冷房と暖房を一日置きに切り替える様な気候です。
体調管理には気をつけましょう。

昨年の11月からツイッターで
「ヘアーサロンニュース」というものを発信しています。
ヘアーサロンNEWS
インターネット上からニュースとして発表されている
「美容室」の記事を探し、
なんだかんだと、今までに全国の美容室の「ニュース」を
70件発信してきました。

ここ最近では
「40代、50代向けのヘアカタログついに発売になりました。
「5才若く見える!ヘアカタログ」 モデルさんは、
全員リアルに40代&50代。(全モデルさんのリアル年齢入り!)
http://bit.ly/d03xJE」

「株式会社エスパステクノロジーは(3月)1日、ヘアスタイルや
顧客情報を管理できる美容師向けiPhoneアプリ
「Picotto for Hairstyle(以下ピコット)」の無料配布を開始した。
http://bit.ly/diyGsF」

「ハイチの被災者を勇気づけようと、大垣市で美容室「桜歌」
を経営する杉山寛之さんが、千羽鶴作りを呼びかけている。
すでに約300羽が集まり、秋ごろには届けたいという。
「鶴を折ることで、自分たちにできることを考えてもらえれば」 
http://bit.ly/aE4JB1」

・・・というような記事を発信しました。

これまでやってきて、ふと気づいた事は、
「西日本の美容室の記事が多い。」という事です。
全国的なニュースは東京発が多いのですが、
地域的な記事では東日本の2倍程度ありました。
ニュースとして取り上げられ易いかどうか、
という事も関係あると思いますが、
東日本の美容室もぜひ頑張って欲しいです。

また、最近では企業の社会的活動を参考にお店を
選ぶという傾向も見られます。
「どうせ行くなら」(○○の活動をしている)このお店にしよう。
という具合です。
もし、せっかくやっているのであれば
積極的にアピールしていくと良いと思います。

この機会に、春に向けて何かイベントを考えてみてはいかがでしょう。
下手な広告より効果があるかも知れませんよ。

2010-03-06 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

「消費者座談会」を開催しました。

2/23日(火)に美容室向けの「消費者座談会」を開催しました。
一般の主婦の方6名に「美容室についてどう思うか」をテーマに
率直に発言してもらい、
その意見を来場した美容師さん(オーナー)に聞いて頂きました。

最初は緊張感のある雰囲気でしたが、
時間が進むに連れて、美容室からも
活発に質問が出るようになり、
2時間があっと言う間に過ぎてしまいました。

あまり詳しい内容は書けませんが、
「そんなところに気を遣っていたのか!」
「そんな理由で通っているのか!」
「そんなに嫌な思いをさせてしまっているのか!」
「やっぱり、決めてはそれか!」etc・・・
こちら側の予想を遥かに超えた
本音をたくさん聞く事が出来ました。

「お店」と「お客さん」の間には意外にも大きな認識の壁があるものですね。
やはりお客さんに聞いてみて初めてわかる事が多いと感じました。
美容室にとっては、これからのお店作りに何が必要か
ヒントに、もしかしたら答えそのものになったと思います。

ご協力いただいたS社長、6名の主婦の方、
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
また、ぜひこのような機会を持ちたいと思います。

2010-02-26 | Posted in マーケティング1 Comment » 

 

キャッチコピーセミナーに行きました。

先日、宇都宮在住のコピーライターの方のセミナーに行きました。
元々は都内の広告制作会社に勤め、
フジテレビ・ドラマの番組宣伝等のポスターや
NEC、キディランド、トイザらス等の企業の仕事を経て、
独立後栃木に戻って来た方です。

私も仕事柄「何か書いておいて」という事も(^o^;)
しばしばあるので、参考になると思い参加しました。
なかなか無い種類の講座だったので、面白かったです。

以下、そのセミナーを聴きながら取ったメモです。
・キャッチコピーは答えを出してはいけない。
・心に引っ掻き傷をつける。
・広告=商品として認知させる事。
・誰でも知っている言葉でちょっと引っかかる言葉を使う。
・「売り」(特長)がないもののキャッチコピーを作るのは難しい。
・トーン&マナー(企業のイメージに合った言葉探し)

しかし、餅は餅屋ですね。
取って付けた様なチャッチコピーと
プロに作ってもらったコピーでは、売り上げもかなり違ってくると言います。

このような人を入れて、広告を作るという事は、
様々な広告に携わってきた経験から、
1つの広告のキャッチコピーにとどまらず、
どんな媒体を使えば良いのか、どんなビジュアルが良いのか
企業そのもののイメージはどうか、果てはブランディングまでと
幅広い提案をしてもらえる事が
大きなメリトになるのではないかと思います。

そこまで違いが出るなら、多少経費をかけても、
効果の出る選択をしたほうが良いですよね。
今後は、お客様にも「こんな人いますよ」と
提案していきたいと思いました。

2010-01-29 | Posted in マーケティングNo Comments »