効率化

面倒くさいから予約する

「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」(本田直之)
という本を読みました。
ある方から頂いた本ですが、
非常に読みやすく内容も共感できる部分が多くありました。

中でも、一番心に残っているのは
「全部予約する」という法則です。
著者は予約できない映画館には行かないということですが、
理由は何時間も並んだあげく、
一番前の席や立ち見になってしまったら、
気分も盛り下がるし、
純粋に映画を楽しむ事が出来ない。
という事です。

確かに、他の施設の場合でも電話一本、
メール一通入れれば、
自分が希望する時間に確実に入る事が出来て、
ストレスなく楽しむ事が出来ます。
ちょっとしたレジャーでもそうですが、
旅行の場合も宿や交通機関以外でも予約しておく事で、
人気スポットを満喫出来るでしょう。
「面倒臭いから予約しない」から
「面倒くさいから予約する」と
意識を変えるだけで、
ずいぶん変わります。

この法則はプライベートだけでなく、
ビジネスにおいても言える事だと思いました。
仕事の場合は「段取り」と
言い換えてもいいかも知れません。
接客業でも接客中だけが仕事ではなく、
接客していない時にどれだけ
お客様の事を考え準備できるか。
これをやっておくのと、
おかないのでは
全く違う結果になってしまいます。

では、どうしたらそれを実行できるのでしょう?
続きはこちらの本を読んでみて下さい。

2010-03-20 | Posted in 読書No Comments » 

 

美容室のための消費者座談会、開催します!

今年の冬は暖かいと思っていたら、急に寒くなったり、
雪が降ってきたりと、気が抜けません。
みなさん風邪などひいていませんか?
私はまんまとひいてしまいました・・・。

2/2火曜日に美容室オーナー向けの、消費者座談会の「説明会」を行いました。
経営が大変なのでなんとかしたいという方の参加が多いのではないかとの予想は外れ、
参加してくれたオーナーさんは、いずれも現在の経営も上手くいっているが「
お店を更に良くしたい、お客様の満足感を高めたい」とモチベーションの高い方ばかりでした。

私も少しお話しさせていただいたのですが、人前で話すのはどうにも苦手です・・・。
言っている事はまともだと思うので、せめて内容が伝わっている事を祈ります。
それとは対照的に、今回協力してくれるシーダーズ
下田社長は話が上手かったです。

座談会本番では、実際に開催する地域(今回は栃木県小山市)に住む主婦の方に集まって頂き、
「美容室」についてどう思っているのかを本音で話してもらいます。
それを美容師さん達に聴講してもらいます。
現在、お店側の推測で様々なサービスやキャンペーンを打ってもなかなか良い結果が
出ていないと聞いています。
今は時代の大転換機ですから、確かに難しいところですね。
「だったらお客さんに直接、どう感じているのか?何をして欲しいのか?
聞いた方がいいんじゃない」という訳で、今回の座談会開催に至りました。
これほど大切な事なのに、このような機会は意外な程ありませんでした。

説明会に来ていただいた6割以上の方に、その場で座談会本番への参加申込をいただきました。
それ以外の方にも、確認しないといけないけど、
都合をつけて参加したいとの声をいただく事が出来ました。
まだ、若干席に余裕がありますので「消費者の生の声を聞きたい!」
と言う美容師さんがいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。
ご質問はこちらまで。info@kanno-dk.com

消費者座談会 第1回目。2/23(火曜)・AM10:00~、
小山市立文化センター内・ギャラリーです。
詳しくは美容室のための消費者座談会のページをご覧下さい。

2010-02-05 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

買う側の本音を聴く

栃木では天気が良い日が続いていますが、それでも寒いです。
北海道から栃木に引越してきた人から以前聞いた、
冬季ずっと気温が低い北国に比べ、昼夜の気温差が大きいので、
栃木は寒く感じると聞いた事を思い出します。

さて、私は主に美容室様向けの印刷物・ホームページなどのデザインの仕事をしていますが、
これらは単純に見れば言わば、「販売促進」の部分に当たります。
しかし、「販売促進」の部分だけで継続的に売上げを作っていくには、
コストも、労力も、時間もかかり過ぎてしまいます。

そこで、今年から新しい試みとして、
その前段階の「お店がどんなターゲットに、どんなサービスを提供すればよいのか」
という、ブランディングと言うべきか、マーケティング的と言うべきかわかりませんが、
「販売促進」の前段階での、お店が何をやっていけばよいのかを考えるための
サービスもご提供していきます。

具体的には、
まず、美容室様向けの「消費者座談会」の開催です。
サービスの提供者(会社・お店)は、買う側(お客様)の本音は意外とわからないまま、
「売上げを上げるためにはどうしたら良いのか」と試行錯誤して苦労されています。
「お客さんに聞いたことがあるけど、なかなか本音は言ってくれない」
と言ったオーナーもいました。
それだったら、直接一般の方の話しを聞ける機会をつくろうと考え、
ちょうど、その分野のマーケティングのプロの方との出会いもあり、
「消費者座談会」の開催を企画しました。

もう一つ、計画中なのが、ミステリーショッパー(覆面モニター調査)の派遣サービスです。
こちらは、「消費者座談会」よりさらに踏み込んで、各店舗を消費者目線で客観的に評価します。
とは言え、悪い部分だけを洗い出すためのサービスではありません。
むしろ、こんな風に利用していただけたらと思います。
スタッフのモチベーションについて頭を悩ませている経営者や店長の方も多いと思います。
「ここが素晴らしかった」
「こんな話をしてくれて楽しかった」
・・・のうような良い評価も出てくると思うので、
ぜひスタッフを褒めてあげて下さい。
そして、やる気を出してもらい、
成長させるきっかけにしていただきたいのです。
結果的にはそれがお店の集客力や、売上げの増加につながると考えています。

また、直接消費者の方に意見を聞けると言う強みを活かして、
キャンペーン開催前に「この内容でやろうと思っていますが、どう思いますか?」
「料金はどうですか?」と聞いてみたり、
ママさん達の口コミは強力な宣伝効果がありますので、
消費者を集めてお店のプレゼンをするなんてゆうことも、出来るのではないかと思っています。

まず、栃木県南地区で美容室経営者のための消費者座談会の「説明会」を開催しますので、
興味のある方はこちらをご覧下さい。

2010-01-09 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

かばん工場見学

メリークリスマス!
今年も、残り1週間を切りました。
言わずもがなですが、歳をとるたびに1年が過ぎるのが早く感じます。

12/23の祝日に妻の提案で、鞄を作っている工場兼店舗に行ってきました。
足立区の「土屋鞄製造所」というところです。

小さい工房でひっそりやっているのかと想像していましたが、
実際は意外にも、オシャレな店舗と20人位は働いている大きい工場でした。

この工場では作っているところを見学出来ます。
工場内は清潔でモノが整然と置かれています。

この日はランドセルを作っていました。
分業制ですが加工の前後じっくりとパーツを見つめて注意深くチェックしながら、一つひとつ丁寧に加工されていました。
流れ作業ではなく途中でも何か気づいた箇所があれば、その加工の担当者と打合せをして修正していました。

そして、店舗のほうでもクリスマス直前と言うこともあり、多くのお客さんで賑わっています。
陳列もデパートやセレクトショップのような雰囲気で、洋書と共に皮のペンケースが置かれていたり、「この鞄と共に時を刻んで下さい」と言わんばかりにアンティークの時計が飾られていたりと、一つひとつが考えられているのがわかります。

・・・ここで作られている鞄は、決して安くはありませんが、作られる過程を見て、雰囲気の良い店舗を見たら思わず、欲しくなってしまいます。
海外のブランド品よりもよほど魅力的に見えました。

こういうことこそが「ブランド」をつくることではないかと深く感じしました。
本当に商品に自信があるから、作る過程も公開し理解してもらう。
それを観た人はファンになってしまう。
自分へのご褒美や何かプレゼントする機会があったら、ここで買おう!
と思わせる事に成功している好例です。

私も妻からサプライズのプレゼント(キーケース)をもらいました。
全くの予想外でしたので、嬉しかったです。
ありがとう。

興味がある方は、ぜひ一度訪ねてみて下さい。
土屋鞄製造所

2009-12-25 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

webサービスはどこまで進化する?

このブログを初めてから2回目に「i google」について書きました。
それが今年の1月です。
詳しくはこちら

そして、12月の今
「Google 日本語入力」
「Google Chrome」(Mac版)
がリリースされました。
「Google 日本語入力」は「ATOK」みたいなものです。
「Google Chrome(クローム)」はブラウザです。
他には「Google ドキュメント」などがあり、機能は限られていますが、
Microsoftの「Office」のワード、エクセル、パワーポイントにあたる
アプリケーションです。
また、「Google マップ」は詳細な地図を見られますし、ルート検索などもできます。
言うまでもありませんが、これらはすべて無料で使うことができます。

今ままでソフトを購入しなければできなかった事が、
インターネットにさえ繋がっていれば、無料で、
より便利に使うことができます。
すごい世の中になってきました。

ただ一方で、あまりにこのようなサービスに依存してしまうと、
googleの思うがままに操られてしまうのではないかという危機感も感じます。

突然、
「これからすべて有料にします」
「今日からすべてのサービスを中止します」
「◯◯の人のみにサービスを提供します」etc…
とならないとは限りませんし、
web上の行動を常に監視され、
データ化さているという事にもなるのではないでしょうか。

私自身もこれらのツールを使っていますし、Googleは好きな会社です。
効率も良くなりコストも下がりますが、
無料で使えるという事は、
そういうリスクもあるという事を頭の片隅に
置いておこうと思います。

2009-12-10 | Posted in マーケティングNo Comments »