読書

「脳が冴える15の習慣」から学んだこと

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その効果は一生続きます
前回に続き脳神経外科医の築山節さんが書いた
「脳が冴える15の習慣」という本から学んだことを書きます。

まず、脳にとって良い習慣を身に付けることは木を育てるようなもので、
環境と育て方を間違えば葉が落ちると言います。
葉が落ちるとは脳でいえば機能が衰えたり、
上手く使えなかったりということです。
脳にとって良い習慣を身につけたからといって
すぐに劇的な効果が現れるわけではありませんが、
その効果は一生続きます。

脳のウォーミングアップ

朝は一定の時間に起きて、
太陽の光を浴びれば脳は活動モードに切り替わります。
脳が活発に動き始めるのは起きてから2時間後です。
ウォーミングアップは体を使った大ざっぱなものが良いそうです。
例えば
・散歩などの軽い運動
・部屋の片付け
・料理
・ガーデニング
・挨拶+一言
・音読(できれば10分以上)
合う合わないもありますから
いろいろ試して自分に合った朝の過ごし方を見つけましょう。
習慣を改善するだけで見違えるように脳が良く働くようになる人も多いといいます。

睡眠中の整理力を利用しよう

脳が上手く働かない原因の一つに睡眠不足があります。
脳も筋肉と同じように疲労するので、
十分な睡眠を取らないと回復されません。
それともう一つ脳にとって睡眠が大切な理由があります。

それは寝ている間の整理力です。
寝ている間もレム睡眠の時間は脳は活発に動いています。
起きているときは嫌でも耳や目から様々な新しい情報が入ってきますが、
寝ている間はそれをほぼ遮断できます。
入力がない状態で、
一時的に保存していた記憶を永続的な記憶に変換したり、
得た情報を取捨選択して情報を整理したりしています。
起きている間ずっと考えても良いアイデアが出なかったような課題も
寝て起きたら良い案がひらめいたという経験はありませんか?
それは睡眠中に脳が情報を整理しているので、
起きた時に考えがまとまりやすいからです。
徹夜で仕事や勉強をするよりも、
ある程度やったら脳の整理力を使うためにも寝たほうが
良い結果をもたらしてくれるかもしれませんね。
脳のためには少なくても6時間、
できれば7時間半は寝ると良いそうです。

※生活人新書/NHK出版、「脳が冴える15の習慣」/築山節

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2014-07-05 | Posted in 読書No Comments » 

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