小ネタ

ハチドリのひとしずく「私にできることをしているだけ」

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「私にできることをしているだけ」

「ハチドリのひとしずく」という本をご存知でしょうか?
南米アンデス地方の先住民に伝わる話だそうです。
とても短い話なので全文を掲載します。
以下

「ハチドリのひとしずく ~今わたしにできるこ~」

森が燃えていました。

森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました。

でもクリキンディという名の ハチドリだけは 行ったり来たり

くちばしで水のしずくを一滴運んでは 火の上に落としていきます。

動物たちがそれを見て 「そんなことをして いったい何になるんだ」 と言って笑います。

クリキンディは こう答えました。

「私は,私にできることをしているだけ」

以上。

たった1人の老人の行進が独立の切っ掛けに

これを読んでどう思ったでしょうか?
何か大きなことを成し遂げる時、
とても小さなことしか出来ないと、
やっても無駄のように思います。
実際その行為自体は無駄かもしれません。
それでも、
行動するのとしないのではまったく違う結果になることもあります。
共感して行動を共にする人が出てくるかもしれませんし、
世の中を変える大きな反響を呼ぶ一石になるかもしれません。
ガンジーの塩の行進が良い例です。
たった1人の老人の行進がイギリスからの独立運動における重要な切っ掛けになりました。

誰にでも出来る小さな事の積み重ね

森の火事を消すことや支配からの独立という大きな事ではなくても、
私達は日々目標を立ててそれを達成しようと歩みを進めています。
すぐには達成できないことでも、
実際の具体的な行動に落とし込むと
電話をかける、
人に会いにいく、
調べる、
手紙を書く・・・など
誰にでも出来る小さな事の積み重ねです。
それが積もり積もって目標を成し遂げられるのだと思います。

もし変化を起こせない、
目標を達成できないにしても、
やはり、
やらないよりはやった方が充実感がより大きい思います。
ハチドリはそれさえも求めていない様な気がしますが、
クリキンディはなぜそのような行動をしたのでしょう?
それはわかりませんが、「やらずにはいられない」
「私にできることをしているだけ」で行動している人のほうが
人生楽しいそうですよね。

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2013-11-23 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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