先日、原宿駅でおばあちゃん達が人だかりになり、
一生懸命携帯で写真を撮っているので、
有名人でも居るのかと思ったら、
氷川きよしの駅張りポスターを撮っていた。
・・・という話を聞きました。
相変わらず凄い人気ですね。
新曲の告知で都内近郊の主要駅に張り出されていたようです。
「でも、何でこんなにおばあちゃんに人気があるのだろう?」
演歌を歌っているという事はもちろん大きなポイントです。
イケメンですし、歌唱力もあるのは誰もが認める所です。
努力もしたでしょう。スター性もあるでしょう。
でも、それだけだったら他にも居ます。
その違いは何なのか?
私はマーケティングが巧いのだと思います。
氷川さんのインタビューシーンを見て思うのは、
「礼儀正しい」「ファンを大切に」「感謝」の要素が強く、
おばあちゃん達が泣いて喜ぶ良い子です。
遠くに住んでいる孫の顔とだぶらせているおばあちゃんも居るでしょう。
こんな良い子だったら、いやが上にも応援したくなります。
そしてCDを聞いたり、コンサートに行ったりした結果、
楽しみが出来て、元気で若々しくいられるという喜びを提供しています。
それを、ブレずに一貫性をもって実行し続けている
というところが成功している要因ではないでしょうか。
マーケティングの基本である、
「誰に」「何を」売るかという点で、
「おばあちゃんに」「理想の孫の姿を」売る。という事が明確で、
本人のキャラクターをとても良く活かしていると思います。
一方、日本の貯蓄総額の年齢別割合を見ると、
「50歳代以上で(貯蓄総額の)8割」「60歳代以上で(貯蓄総額の)6割」だそうです。
誰に売るか?と考えるとき、避けては通れないポイントです。
この点でも、おばあちゃんをターゲットにしたのは見事だと言えます。
・・・何でもかんでも中高年をターゲットにすれば良いとは思いませんが、
今、あなたが提供している商品・サービスも、ちょっと切り口を変えれば、
中高年の方にも喜んでもらえるものになるかも知れません。
常に・・・
・・・ブログではここまでとなります。
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