ほとんど価値がなかったものが・・・
あるお客様(美容室)の話です。
たまたまお店が暇な日があり、
その時にスタッフがお客さんにプレゼントしようと
せっせと折り紙を折っていたそうです。
ある程度の数ができて、
よろしければお持ち帰りくださいと
レジの横に置いておきましたが、
誰一人、持って行ってくれません・・・。
スタッフはがっかりしましたが、
せっかく折った折り紙を無駄にするわけにはいかないので、
どうすれば貰ってくれるかと考えました。
その結果、
折り紙にお客様一人づつに手書きのメッセージを書いて渡すようにしたのです。
つまり、お店(スタッフ)からお客様への手紙です。
すると、
思いもよらぬサプライズに大変身して、
それまで見向きもされなかった折り紙を、
とても嬉しそうに貰っていったと言うのです。
受け取るときはみんな笑顔になっていました。
この経験は大きな財産になる
私も以前通っていたマッサージ店で、
慢性的に肩がこると話したら、
帰り際に自分で出来るストレッチの手書きのメモをもらい、
とても嬉しく思ったことがありますが、
それが折り紙になっていたら、
ここまで手間をかけてやってくれたのか!
と感動も倍増したと思います。
すばらしい価値転換のアイデアですね。
ほとんど価値がなかったものを、
感動させるものにしてしまう。
狙ってやったことかどうかはわかりませんが、
お店のスタッフはこの経験を通じて、
お客様がどんなことで喜んでくれたかを学ぶことができただけでも、
とても大きな財産になると思いました。
大それた企画ではなく意外と身近なモノや事でも、
喜んでもらえる事は多いのかもしれません。
これを読んだあなどはどう感じましたか？
この記事が何かのヒントになれば幸いです。
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