最近は以前と同じ仕事量をこなしても楽に感じるようになりました。
友人と話していた時に何気なくその事をいうと「それはまずいね・・・」と一言。
自分が少しは成長していると思っていたので、
最初はなぜまずいのかわかりませんでしたが、
よく話を聴いてみると納得です。
実はこのようなことなのです。
自分の得意なやり方が可能性を狭める?
楽器の演奏でも「手癖」というのはあるそうで、
同じフレーズでも奏でる人によってだいぶ違って聞こえます。
それが個性といえばそれまでですが、
手癖が多いと表現の幅が狭くなったり、
演奏できるジャンルが偏ってしまうそうです。
また、私は詳しくわかりませんが、
プログラマーでさえも「手癖」があるそうで、
同じように動くように書かれていても、
書く人によって記述の仕方は様々だそうです。
自分の手持ちのスキルで全てに対応してしまおうという考え方では
いつか手詰まりになってしまいます。
どちらの場合もいわば「自分の得意なパターン」に
持って行ってしまうということになります。
求められてそうするのは良いと思いますが、
見方を変えれば他により良い手段があるかも知れない
という可能性を早々と捨てて、
自分が得意とする形に持ち込み処理してしまうとも言えます。
その仕事のやり方を続けていてお客様の満足度は上がっていくでしょうか?
自分の引き出しを開けないチャレンジも
そのことに気づいた時にハッとしました。
どんなに慣れた仕事でも、
毎回新鮮な気持ちで
どのようにすれば最高のものを提供できるかと一から考えて
全力を尽くすべきだなと痛感させられました。
この事例はヘアーサロンでも当てはまるのではないでしょうか。
ベテランになればなるほど、
経験値は増えてスキルも上がります。
ほとんどの施術は困らないで出来るでしょう。
決して手を抜いているつもりはなくても、
どこかで気が緩むことはないでしょうか?
毎回100%の集中力で一人ひとりのお客様に臨むのは
相当骨が折れることです。
しかし難しい事だからこそ、
それに挑む価値があります。
最終的な仕上がりは「いつもと同じで」
と言われても、
お客様の髪は毎回同じ状態とは限りません。
傷みのコンディションも違えば、
頭皮の状態もいつもと違うかもしれません。
年配の方ならハリ・コシのチェックも必要でしょう。
状態が違えば薬液の選定や施術法も変わりますよね。
・・・
・・・ブログではここまでです。
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