読書

物に本末あり 事に終始あり

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物に本末あり 事に終始あり

今読んでいる本にピンとくる言葉がありましたので、
自戒を込めてみなさんにもご紹介します。

「物に本末あり
事に終始あり
先後する所を知れば
すなわち道に近し」

これは中国古典の「大学」に書かれている言葉です。
大学と言っても高校を卒業して入るあの大学とは別ものです。

「物に本末あり」とは

このブログにもしばしば書いていますが、
何かをやる時の「目的」をしっかり認識して、
枝葉末節にとらわれすぎるなという意味です。

家族に喜んでもらいたいと思って連れて行った旅行なのに
ささいな事でイライラして怒ってしまったり、
スケジュールを気にしすぎて楽しめないのは本末転倒です。

木に例えると大切なのは根っこなのに、
それをないがしろにして枝葉の部分だけを
繁させようとしても駄目だよという事でです。

大きく言うと人として正しく生きなさいということでしょう。

「事に終始あり」とは

時間は永遠のように感じてしまいますが、
生命が誕生する瞬間があり、
また必ず終わりが来ます。

私達はいろいろとやる事があると、
とりあえず目についたものから手を付ける。

自分がやり易いものからやるという行動をとってしまいがちですが、
ルールや制約または相手の都合などを良く考えると先にやるべき事が
見えてきます。

大きく言うと何事にも始まりと終わりがある。
だからその一瞬、一瞬を大切に生きる。ということでしょう。

「先後する所を知ればすなわち道に近し」とは

簡単にいえば優先順位をきちんと考えて
行動しなさいという事です。

「本末」「終始」をふまえて本来の目的を見失わずに
そのやり方や順番を考えて行動すれば目的の達成をし易い。

実際に何を先にして、
何を後にするかを考えることは
それほど難しいことでなないと思いますが、
「優先順位をきちんと考える事」自体が
習慣化していないとなかなか出来ない事なのかもしれません。

このよう後世に語り継がれるほど、
本来の目的と言うものは見失い易いし、
やるべき順番を考える事が大切だという事です。

直ぐに役に立つもの、
直ぐに身に付くようなものは
確かに即効性はありますが、
・・・

・・・ブログではここまでです。

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2014-01-04 | Posted in 読書No Comments » 

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