マーケティング

タウンメールを使ってみた。その2。

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前回は「タウンメール」について簡単にご紹介しましたが、今回は実際の手続きや手順などについて書きたいと思います。
「タウンメール」の具体的なメリットとしては
・郵便物として配達するので、確実に届く。
・(ハガキや封筒に比べて)料金が安い
・郵便局員が配達するので信頼性が高い。(ポスティング業者が入れない)オートロックのマンションでも届けられる。
・顧客リストが不要。従って宛名書きなどの作業も不要。
・(効率が悪くポスティング業者がやらない)世帯が少ない地域でも届けられる。
・新聞を取っていない世帯にも、広告を届けられる。
・インターネットをやっていない世帯にも店・会社の情報を見てもらえる。
デメリットとしては、
・新聞折込みに比べると少し割高になる。
・訴求内容が地域全体に同一の内容になってしまう。
という事位でしょうか。
この優れた新しいメディアを使わない手は無いでしょう。

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しかし・・・
民営化されたとは言え、そこは元国営会社。
若干面倒なのです。手続きが・・・実際どんな手順を踏むかと言うと、
まず、1週間~2週間前には郵便局に計画表と内訳表を提出します。
それも一括でどこかの郵便局に出す事はできません。
A市に出したい場合はA市を取りまとめている郵便局に、B市に出したい場合は、B市を取りまとめている郵便局に。
という具合なので、配布部数が多いといくつもの郵便局に出向かなければなりません。

計画表には差出予定日、個数、形状・重量、支払方法、配達余裕承諾などを書きます。
これはまぁそれほど問題ないのですが、内訳表については差し出すすべてのエリアの個数(配布数)を
書かなければなりません。○○町3丁目/XXX通、△△町1丁目/XX通、□□□町/XXX通という具合です。
でも、正確な世帯数なんてどうやって知れば良いの?
まずはネットで今回該当する市のホームページを見て「町丁名別世帯数」を調べ持っていきましたが、郵便局の方で把握している数と合わないと言う事で、結局は郵便局で教えてもらいました。。。
最初から教えてくれても良いのに・・・
これを教訓に2つ目の郵便局からは最初から教えてもらうようにしました。この場合も配布地区数が多いと電話では大変なので、FAXやメールで教えてもらったほうが良いでしょう。

そんなこんなでようやく書類の提出を済ませ、納品日前日には印刷物も刷り上がり、いよいよという段階になりました。
そこでまた一苦労。配布物を地区別に数を数え、紐で縛ってひとまとめにしなければならないという事が解りました。
たまたま急ぎの仕事がなかったので作業は出来ましたが、660,262,64,543,189,108,73,26,140,84,74,89・・・普段体を使わない人間にとってはこれも結構な重労働でした。

また、事前に提出した計画表と内訳表はあくまで予定表なので、当日には「配達地域差出票」と料金別納の書類を提出しなければなりません。これは事前に教えてもらっていて前もって準備して行ったので、スムーズに処理してもらえました。

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・・・新聞折込を頼む時と比べると、えらく面倒でしたが今回は良い経験になりました。
正直に言うと、郵便局に行くと横柄な態度のおじさんなどに接客される事が多く、昔から好きではありませんでしたが、今回は若い局員さんが対応してくれた事もあり、解らない事なども丁寧に教えてくれたのでだいぶ印象が変わりました。

郵便局のサービスをビジネスの視点でみると「使える」サービスも結構あるコトも解りました。
今後もお客様の役に立てるような目的に合うサービスなら、積極的に活用してみようと思います。

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2009-02-10 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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