美容室経営

美容室メンバーズカードのポイントが貯まった時の一番良い還元率は?

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美容室ポイントカード二つ折りデザイン、美容室メンバーズカード、目的に応じて作成、売上アップ
美容室のメンバーズカード作成。
私の仕事の中でも多い案件です。
同じメンバーズカードといってもデザインはもちろんのこと、
そのシステムは個々に違いがありお店の個性が出ます。
新しいお店がメンバーズカードを作る時の打合せで、
ポイントが貯まった時の還元率はどのくらいが良いかとよく聞かれます。
5%(例:2万円使ってくれたら千円分を還元)というのが一番多いのですが、
ちょっと待ってください。
参考までに知りたいというのはよくわかります。
しかし、そのまま取り入れてしまって本当に良いのでしょうか?

メンバーズカードを作るのは何のため?

そもそもメンバーズカードを作るのは何のためでしょう?
サロンのオーナーさんはその目的を明確に持っていなければなりません。
その目的を達成するためのツールですから、
ただ単に「他の美容室がやっているから」という理由だけなら
本当に作る必要がありますか?
では、例えばどんな目的があるでしょうか?
最も多いのは他店への流出防止ではないでしょうか。
その場合は還元率を適当に決めるのではなく、
競合の同業他社がどのくらいの還元率、
またはその他の来店の特典として何をやっているか調べる必要があります。
そして、ポイントが貯まるまで気が遠くなるような回数や
(理美容代の)支払いをしなければならないようなシステムは避けるべきです。
例えば3,000円で1ポイント、50ポイントで特典だとしたら
お客様は15万円分使わなければなりません。
貯めようというモチベーションは上がりませんね。
大きな金額で大きな還元を考えるならせめて有効期限を設けないか、
長めに設定する配慮が必要です。

他店への流出防止だけが目的ではない

他の目的としてはカードにチャート(メモ)蘭を作って、
施術の内容や使った薬液などをメモしておいて、
次回以降の来店時などにカルテを出すまでもなく、
受付時にメンバーズカードをちょっと見ただけで、
「前回は◯◯でしたね、初めてでしたがいかがでしたか?」とフォローしたり、
「このところずっと◯◯ですね、今日は□□してみませんか?」と提案したりする。
そういうことをやるためにメンバーズカードを活用しているお店もあります。
いちいちカルテを取り出して見ないと言葉をかけられないというのでは、
短い時間であっても場の雰囲気を悪くしかねません。
美容室ポイントカードデザイン
また、私が以前務めていたサロンでは

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2012-05-26 | Posted in 美容室経営No Comments » 

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